こんな方にオススメ
- 公式問題集の超効率的な学習法を知りたい方
- どの公式問題集を買えばよいかわからない方
- 公式問題集を買ったけど1回しかやっていない方
- TOEIC 試験に必須のアイテムを知りたい方
公式問題集を一番最初にやるときは、できるだけ本試験と同じ環境に近づけることがとても大事です。
そのため、このページでは文房具を始めとする道具の指定まで細かくお伝えしておりますので、ぜひ皆様の学習のご参考にしていただければと思います。
TOEIC 公式問題集は何を買えばよい?
公式問題集はとりあえず一番新しいのを一冊買えばOKです。過去にさかのぼってたくさん買う人もいますが(私です...)まずは一冊で十分です。
Amazon や楽天で購入するのも良いですし、TOEIC の学習を諦めた方が新品同様でメルカリに出品しているので、それをゲットするのも良いかと思います。
現在一番新しいのは「 公式TOEIC Listening & Reading 問題集 8 」です(2022/09/30 現在)
※ちなみに9がまもなく出ます。
ちなみに、難易度がそれぞれ違うので人によっては7が良い、とか、5が良いという方もいますが、やはり一番最近に発行された公式問題集が一番直近の傾向に近いと判断すべきだと思います。
TOEIC公式問題集を買ったらまず最初にすること
公式問題集が届くまでのあいだ、以下のものを用意しておきましょう。
音源
音源は必ず必要です、公式問題集の音源は abceed というアプリでダウンロードが可能になっていますので、ダウンロードしておきましょう。
ちなみにこの abceed はTOEIC学習ではかなり重宝するアプリです、この際に会員登録することをおすすめしておきます。
音源はスマホで聞けるようにしておきましょう。なぜなら TOEIC 学習において、スキマ時間を最大限活用することはマストだからです。
私がおすすめしているのは Audipo というアプリです。このアプリは英語のリスニング学習には欠かせないアプリだと思っておりますので、ぜひご利用することをおすすめします。
また、Audipo は iOS版、Android版がありますので、どなたでもご利用できます。再生速度設定、リピート機能など、英語学習のために必要なすべてが揃っているほぼ完璧な語学学習アプリだと思います。
iPhoneのミュージックアプリを使って学習されている方は、すぐに Audipo に変更することをおすすめいたします。
解答用紙のコピー(何枚あっても良いです)
TOEIC公式問題集にも解答用紙が付属されていますが、何度も解答するので、解答用紙は事前に複数枚コピーしておくことをおすすめします。
公式サイトでも解答用紙のデータを配布していますが、解答用紙には
・日付
・教材名(公式問題集以外もする場合に必要)
・各パート別のスコア
があると便利です。
こちらのトイグルさんが提供されている解答用紙は便利かと思います。他にも「TOEIC 解答用紙」等で検索するとたくさん出てきますので、お好みのものをDLされると良いかと思います。
プリンターを持っていない方は、セブンイレブンのネットプリントがおすすめです。私の家にもプリンタがないため、セブンのネットプリントを最大限活用していました。スマホアプリからも送信できるので便利です。アプリはこちらです。
ちなみに10枚同じデータをプリントする際は、1枚だけネットプリントを行い、残りの9枚はコンビニのコピー機でコピーするほうが少しだけお得です。
とりあえず10枚くらいプリントしておけばしばらくは必要ないと思います。
TOEIC試験用の文房具セット
TOEICの試験はマークシート方式です。実はマークシートが塗りやすいシャープペンシルというのがあります。絶対にこれを購入しましょう。
TOEICは時間との戦いです。マークシートに時間をとられているヒマはないのです。専用のペンですぐにマークして次の問題にとりかかりましょう。
私が購入したのは以下の製品です。
Bluetooth 外部スピーカー(できれば)
本番の試験は、会場内の大きなスピーカーから音声が流れます。実はこれがとても厄介で、イヤホンの環境とは全くことなります。
ですので、少なくとも模擬試験を行う際は外部スピーカーに接続することをおすすめします。おすすめというよりも模試をやるならマストだと思います。
外部スピーカーですが、防水対応のものを選ぶのがオススメです。なぜなら、防水対応のスピーカーを買うことで、お風呂の中も学習スペースにすることができるからです。たくさんの商品が売っていますが、私が使っているのは安定・安心の Anker のスピーカーとなります。驚くほど音声も良いのでおすすめです。
公式問題集の3つの使い方
さて、公式問題集は届きましたでしょうか?
実際に取り組む前に、TOEIC公式問題集は3つの使い方に分類できることを覚えておいてください。
実はこの使い方をちゃんと理解している人は少なく、なんとなく公式問題集を解き、点数を把握して「なるほど」とそこで終わりという方が多いです。それは本当にもったいないので、ぜひこのやり方を実践してみてください。
現在のTOEICスコアを把握する(1回目)
TOEIC公式問題集を買ってまっさらな状態は、現在の実力を把握するのにうってつけのタイミングです。できるだけ本番に近い環境でやってみましょう!
はじめてTOEICの試験をする方、全然できなくて愕然とするかもしれません。でも、できなくても問題ありません。ここで重要なのは何ができないのかを把握することです。なので、ズルはせずに必ず時間を測って取り組んでください。
ちなみに、初めて私がTOEIC公式問題集(あの時は5だったかな・・・)をやった時、あまりにリスニングがわからなすぎて、解答欄のはじっこに「全然聞こえない...」と書いたほどでした。今となっては懐かしいですが。
【準備するもの】
- テスト音源
- 文房具セット
- 解答用紙
- タイマー(スマホも可)
- Bluetooth スピーカー
さて、2時間、できる限り集中してやれるだけやってみてください。2時間集中し続けるという過酷なTOEIC試験の恐ろしさを知ることになります・・・それもまたトレーニングです。
あっ、終わっても答え合わせはしないでください!!!!
すぐに結果を知りたい気持ちはわかりますが、その気持をぐっとこらえて、そのまま今度は時間無制限で、全く同じ問題を解くことにします。次の章で説明します。
潜在的なTOEICスコアを把握する(2回目)
1回目のテストが終わったら、答え合わせをしないですぐに2回目に取り掛かります。
この2回目がとても重要です。2回目は時間に追われることがないので精神的にはだいぶ楽です。リスニングは何回聞いてもいいですし、何度リーディングを読み返してもいいです。でもさすがに辞書や参考書を見るのはアウトです。途中で休憩してもいいですし、日にちをわけてもいいです。
「もうこれ以上はムリ、出し切った!」
と思うところまでやったら終了です。私は初めてやった時は5時間以上かけてやった記憶があります。
さて、これで1回目(初見)のスコアと、2回目(時間無制限)のスコアが出せたと思います。
ここで重要なのは2回目のスコアです。
なぜなら、2回目のスコアが現在あなたがTOEICの試験で出すことのできる最大のスコアになるからです。
2回目のスコアが600点の方は、600点を出せる実力はあるということです。それが、試験の緊張感、時間の制約でパフォーマンスを発揮できなかっただけなのです。
いくつか、例を挙げてみましょう。
例)Aさんの場合
1回目:500点
2回目:600点
この場合、あなたは600点までは出せる英語力はすでにあります。それが試験時間だったり、緊張だったり、あらゆる制約のために400点しか出せなかったということになります。もし800点を目標としているのであれば、600点レベルの英語力を800点に上げつつ、TOEIC試験に慣れていく必要があります。
例)Bさんの場合
1回目:600点
2回目:800点
すでに800点を出す実力があることがわかります。ですので、この場合はいかに本番で本来の実力が出せるようになるかがカギです。Part5 でミスを減らす、Readingスピードを上げる等のトレーニングが必要かと思います。
公式問題集の答え合わせから苦手箇所を特定する
公式問題集が終わって、分析はされていますでしょうか?
なんとなくリスニングが難しかった!
わからない単語が多かった!
と、感覚的に捉えたままで終わりにしていませんか?
まずは先ほどやった公式問題集のスコアを1回目、2回目合わせて分析してみましょう。
まずは1回目と2回目の答え合わせをしたら
- 1回目に間違えたところ
- 2回めに間違えたところ
- 1回目も2回目も間違えたところ
がわかるようにしてください。
一番重要なのは、「1回目も2回目も間違えたところ」です。ここはちゃんと回答を見て、納得いくまで調べておく必要があります。
多くの人が、1回目の分析ではPart7の正解率が低いと思います。
なぜなら、Part7 の最後までを時間内に終わらせるのはかなりレベルが高いからです。
そのため、2回目スコアで間違えた箇所が現状のあなたのウィークポイントということになります。
究極の模試をオススメする理由
公式問題集は公式というだけあって、間違いないモノではあるのですが、個人的には初めての方には究極の模試をおすすめします。
なぜかというと
- 点数が公式問題集よりも細かい
- 3回チャレンジ法に沿っている
- 解説が公式問題集よりも断然詳しい
- 全ての解説が動画でみることができる(!)
からです。
正直、コスパが良すぎると思います。
TOEICでハイスコアを目指すなら
さて、分析が終わり、ウィークポイントも見えてきたかもしれません。あとはひたすら勉強をやるだけ、なのですが、ここが一番大変です。
ですので、私は本気でTOEICのハイスコアを狙いたい方には、スタディサプリのTOEICコーチングコースを激推しします。
私自身、スタディサプリのTOEICコーチングコースと独学のハイブリッド学習をおこなったことで10ヶ月で910点のハイスコアを獲得できました。
私がコーチングをおすすめするのは、TOEICで高得点を取得するために必要な
- 現状の分析と把握
- それを埋めるための戦略
- 戦略を実行するためのスケジュール管理これはダミーのリストです
の3つを全部アウトソーシングできるからです。
要するに、コーチをつけることによって、英語学習の一番の障壁である「自己管理能力」をコーチに外注することができるからです。
社会人は時間をお金で買うという感覚が重要です。最短で最高のパフォーマンスを目指していく多少のコストは惜しまないのが将来的に大きなリターンを生むことにつながります。